7月に入りました。

しばらくは雨の日が続くようで、
いよいよ梅雨本番ですね。

梅雨時の体調不良の原因ですが、
東洋医学では、湿邪(しつじゃ)によるものと考えられています。

湿度が高いこの時期、
体内にも余分な水分が貯まりやすく、
体長をくずしてしまうという考え方です。

湿邪の主な症状は、

身体がだるい

頭痛、頭重感

関節痛

胃もたれ、膨満感

口内炎、舌苔

むくみ

生理やおりものの量が多い

粘着性の便

湿疹、ニキビ

思い当たる症状はありましたか?

私などは、最近、思い当たる症状ばかりで、
完全に湿邪に侵されているなあと感じています。

以前に「梅雨だる」について書きましたが、
この不快な症状を緩和するには、
体内の余分な水分を排出することが大切です。

・軽い運動で汗をかく

・ぬるめのお風呂にゆっくりとつかる

・利尿作用のある夏野菜などを食べる

などといったシンプルなことを
面倒くさがらずに続けましょう。

それでもおつらい症状が軽減しないという場合には、
鍼灸マッサージをプラスしてみてはいかがでしょうか?

重く停滞した状態を軽減するには、
はりやおきゅうが効果を発揮してくれます。

そして、指圧、アロママッサージ、ロミロミも、
余分な水分や老廃物を外へ出す助けになってくれます。

女性の6割以上が梅雨時に不調を感じているそうです。

つらい症状を放置せずに
こまめにケアして下さいね。